多度津町特集
[香川県]
香川県の讃岐平野の中部に位置し、北は風光明媚な瀬戸内海国立公園に接しています。行政区として、陸地部より7.4キロメートル沖に高見島、14.8キロメートル沖に佐柳島があります。
多度津町のいいトコ!!
多度津町で憩い・楽しむ
道福寺公園
道福寺公園は令和4年9月に開園しました。
災害時の一時避難場所として利用が可能であり、防災トイレや、かまどベンチ、収納ベンチなど応急的な設備を設置しています。また、災害時に防災シェルターとしての機能も備わっている町内最大規模の複合遊具もあり、幼児から小学生まで幅広い年齢層が楽しめる公園になっております。
県立桃陵公園
園内は約1,500本のソメイヨシノが植生する桜の名所であり、また、新品種の桜「桃陵八重桜」が発見されており、ほかにも春にはつつじや藤、秋にははぎ、冬にはつばきなど、四季折々の姿を見せるその景観は、香川新50景及び香川のみどり百選に選定されています。展望台からは瀬戸内海や港に出入りする船が見渡せます。
桜の森 高原
桜の木『ソメイヨシノ』より開花の遅い400本の『サトザクラ』が植えられており、長く桜を楽しむことができます。また、展望広場からは、丸亀平野と瀬戸内海の素晴らしい眺望が開けています。
多度津町の名所・文化
佐柳島
多度津港からフェリーで約50分、高見島の先にある小さな島です。島の南側から山に伸びる石段を登っていくと中腹には大天狗神社があり、そのさらに奥からは瀬戸内海の絶景を望むことができます。かつての土葬の風習をいまに伝える、埋め墓と参り墓からなる両墓制は香川県の有形民俗文化財にも指定されています。
高見島
小さな島に標高297.3メートルの龍王山があり、島の大半が急傾斜地です。その斜面に集落を構えるために築かれた浦地区の立派な石垣が往時の隆盛をいまに伝えます。古き良き日本を思い起こさせる美しい風景は『瀬戸内少年野球団』や『男はつらいよ寅次郎の縁談』など名作映画のロケ地にも選ばれたほどです。また、2013年、2016年、2019年、2022年に開催された瀬戸内国際芸術祭では会場の一つとなり、2025年も秋会期の会場となる予定です。
両墓制
佐柳島・高見島ともに土葬の風習のなごりから埋め墓と参り墓の2つの墓で構成された両墓制になっています。特に長崎の埋め墓は埋葬した上に浜辺の丸い石をごろごろと盛り上げて作られており日本の埋葬の歴史を知る上で大変貴重です。
多度津町の特産・名物
白方ぶどう
温暖な気候と水はけのよい傾斜地という好条件から西日本有数のぶどうの産地であり、「白方ぶどう」のブランド名で知られています。
オリーブ
オリーブの育成に適した豊潤な土地を活かして近年、栽培が盛んとなっています。収穫したオリーブは、オリーブオイルや新漬けなどへ加工もされています。
白方かき
備讃瀬戸の豊かな海で育った「白方かき」は県内産として初めて商標登録されました。ぷりっと引き締まった大きな身が特徴です。